はじめに
「きみのお金は誰のため」って本を見つけたけど、どんな本なんだろう
この本はどんな人にオススメなの?
今回はそんな悩みにお答えしていきます!
お金に関する本は沢山あるので、何を買おうか迷いますよね。
当ブログの紹介
概要に入る前に少しだけ自己紹介させてください!
当ブログは自分のやりたいことが分からない・好きなことが無いと悩む人に「人生で最もやるべきこと」を発信しています。
私自身も実践中で、その体験談をメインに記事にしています。
「人生で最もやるべきこと」が何なのか、少しでも気になった人はコンセプト記事もぜひ読みに来てください。
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きみのお金は誰のもの概要
基本情報
書名:きみのお金は誰のため
著者:田内学
出版:東洋経済
ジャンル:ビジネス書
価格:¥1,500(+税)
著者の田内学さんは東京大学を卒業後に証券会社に入社、その後お金に関する書籍を多数出版してきました。
さらには「ドラゴン桜」などの作品の監修協力や講演会など、まさにお金に関するプロと言っても過言じゃない経歴をしてます。
2024年ビジネス書グランプリでは総合グランプリ1位を獲得するなど、ビジネス書を読む人にとっては外せない1冊になっています。
本書のコンセプト
この本のコンセプトはお金の取扱説明書という風に私は感じました。
お金は現代社会を生きる私たちにとって必要不可欠の道具です。
しかしお金に関して学ぶ機会がほとんどないまま社会に出て、お金を稼ぎ貯金や消費に回しています。
お金を道具として有効に使えず、さらにはお金に縛られることが無いよう、この本にはお金の扱い方や考え方、仕組みなどについて書かれています。
昔の人にスマホを渡しても有効に使えないように、お金もその仕組みや扱い方を理解していないと有効には使えません。
本書の概要
本書ではまずお金に関する謎として以下の3つを挙げています。
- お金自体には価値がない
- お金で解決できる問題は無い
- みんなでお金を貯めても意味がない
そしてその3つの謎を解き明かした後、今の現代社会にも蔓延る格差についての謎、そして社会そのものが抱える謎についても掘り下げられていきます。
それらの謎を物語形式で主人公の佐久間優斗、投資銀行で働く久能七海と一緒に追いかけていきます。
この2人はある人物からお金に関する知識を学んでいくのですが、その人は佐久間優斗・久能七海と少なからず関係があるようで、その関係性が明らかになった時、ある人物が伝えたかった最後の謎についても明かされます。
これらの謎の答えは何なのか、この本を通して伝えたい最後の謎とは何か。
ぜひ本書を手に取ってご自身で確認してみてください。
この本がオススメな人
お金の本質を知りたい人
この本はお金に関する取扱説明書であり教養小説です。
簿記やFPの知識では得られない、お金自体の価値や役割など本質について学ぶことができる1冊になっています。
実際にこの本を読んだ人の口コミにも、「お金の常識がガラッと変わった」「投資よりも先に知っておきたい」などと挙げられています。
概要で説明した「お金に関する謎」、その謎をしっかりと言語化して説明できる自信がなければぜひ読んで見て欲しいと思います。
解説系の本が読みにくい人
この本は主人公の佐久間優斗を中心に物語形式で話が進んでいきます。
そのためビジネス書というよりビジネス小説と表現した方が正しく、知識を体系的に学ぶ解説本が合わない人でも読みやすいと思います。
鬼◯の刃のキャラは10人以上知ってるのに総理大臣は10人も言えない。そんなタイプの私には物語形式の本はピッタリでした。
インフレや格差、政治に不満がある人
最近はインフレや格差、今の政治体制に対して様々な意見が飛び交っています。
この手の意見にはあまりポジティブなものは少なく、基本的には不満の声が多数上がっています。
本書では格差や物価高・社会構造にも焦点が当てられ、それらの問題は誰が生み出しどう向き合うかも書かれています。
特に国が悪い、政治が悪い、私たちの豊かな生活は国が保障するべき、と感じている人にとっては考え方がガラッと変わると思います。
中学生〜大学生にもオススメ
この本の主人公の佐久間優斗は中学生です。
本書では中学生の佐久間優斗でも理解できるように、例え話を使った表現が多用されています。
そのため中学生以上の学生にもオススメの一冊になっており、自分の子供にもお金に関する教養を身に付けてもらいたいと思う親世代にも同時にオススメできます。
まとめ
- きみのお金は誰のため概要
-
この本はお金の取り扱い説明書というコンセプトで、お金に関するプロの田内学さんの著書。
本書ではお金に関する3つの謎と、そこから生まれる格差・社会の謎、最後にこの本を通して伝えたい最後の謎の計6つの謎について書かれています。
- どんな人にオススメの本か
-
- お金の本質を知りたい人
- 解説系の本が読みにくい人
- インフレや格差、政治に不満がある人
- 中学生〜大学生にもオススメ
さいごに
当ブログのコンセプトである、「人生で最もやるべきこと」。
今回紹介したビジネス書の「きみのお金は誰のため」という本を読んだキッカケも実は「人生で最もやるべきこと」に紐づいています。
やるべき事をやる。そのためには時間とお金は必要不可欠のためビジネス書を最近は多く読んでいます。
その中で良かったものは今後も継続して紹介記事を書いていきますので、ぜひみに来てください。
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