No.37 本を月1本以上読む
こんにちわ!せのブログです
今回は今年やりたい40の事「No.37 本を月一冊以上読む」に関する記事で、「DIE WITH ZERO」という本を紹介していきます!
当ブログは「人生で最も重要なのは思い出である」をコンセプトに、自分の思い出に残るような毎年やりたい事を40個決めています。
その40個のやりたい事の体験記をメインに記事にしています。
最新の今年やりたい事リストはプロフィールページに載せているので、ぜひきになるテーマがあれば他の記事も見にきてください!
はじめに
DIE WITH ZERO
人生が豊かになり過ぎる究極のルール
なんとも強烈な名前ですよね。
実はこの本は2020年に出版され、2024年の今でも売れ続けているロングセラーな書籍です。
今でも本屋さんのビジネス書あたりには、オススメ本として並んでいるので、気になっている人もいるんじゃないでしょうか。
今回はそんなロングセラーのDIE WITH ZEROを手に取った理由や所感について紹介していきます。
実はこのブログのコンセプトの「人生で最も重要なのは思い出である」もこの本から影響を受けているんです!
この本の概要
基本情報
書名:DIE WITH ZERO
人生豊かになり過ぎる究極のルール
作者:ビル・パーキンス
翻訳:児島 修
出版:ダイヤモンド社
冒頭でも簡単に触れましたが、この本は2020年に出版されました。
有名YouTuberや起業家などの著名人の紹介もあり、2024年現在も売れ続けているロングセラーな本です。
ビジネス書グランプリでもロングセラー賞を受賞している、息の長い一冊です。
長く売れ続けているということは、この本には普遍的な知識が込められているという事です。
今更読んでも…と思わず、気になっている人はぜひ手に取ってもらいたいと思います。
あらすじ
皆さんはアリとキリギリスという寓話をご存知ですか?
夏の間遊んでいたキリギリスと冬に備えてせっせと働いたアリ。
怠けていたキリギリスは冬になると食料が尽きて、悲惨な現実が訪れるというお話です。
ではアリはいつ遊ぶことができるのか?
これが本書のテーマとなっています。
冬に遊べるじゃんと思ったあなた!そう思った人こそ本書を手に取ってみてください
本書では皆さんが遊べなかったアリにならないよう、以下のような主張をしています。
- 人生で一番大切な仕事は思い出作り
- お金の価値は年齢と共に下がる
- 今しかできない事にお金を使え
- 資産は45歳〜60歳から取り崩し始める
- リスクを取らない事もリスク
多くの人は若い頃の経験や思い出作りを我慢して、貯蓄や節約をしています。
しかしそうして貯めたお金を使わずに亡くなる人が多く、「もっと自分に忠実に生きればよかった」と後悔する人が多いそうです。
まさに遊べなかったアリが、亡くなる前にもっと遊んでおけばよかったと後悔しているようなものです。
この中で共感できる部分があれば、ぜひ手に取って読んでみてください。
本書を手に取った理由
これはもっと日々の暮らしを充実させたいと思ったからです。
もともと貯蓄や投資・節約が好きなタイプだったのですが、やはり我慢する事もありました。
しかしその割には時々衝動買いで課金してしまったりもしばしば…
こんなお金の使い方・貯め方を少し改めたいと思って本書を手に取ってみたのが理由です。
お金の“上手な使い方”って発信数少ないんですよね…
おすすめの理由
ここからは本書を一通り読んで、どんなところがオススメだったかについて説明していきます。
お金を“使う力”が身に付く
これが一番のオススメポイントです。
この本ではいつ・どのようにお金を使うべきかを9つのルールの沿って、考え方を解説してくれています。
自分にとって重要で思い出に残るような出来事にお金を使いつつ、不安にならないように貯蓄もしていく。
そんなお金の使い方を知ることができます。
貯蓄や節約などの貯める力だけでなく、使う力も磨いてようやくお金の価値を引き出せるんじゃないかと思います。
やっぱりお金は使ってこそですからね
人生が豊かになる考え方がわかる
DIE WITH ZEROという考え方と本書で学べるお金の使い方は、人生を豊かにする・人生を十分に生きるためのものです。
そのためお金の使い方や時期を解説している根幹には、人生が豊かになる考え方があります。
どうしてDIE WITH ZEROなのか。
どんなものが自分の人生を豊かにするのか。
今最優先に何をするべきか。
この本を読むとそういった事に気がつく事ができると思います。
貯蓄のモチベーションが上がる
意外に思うかもしれませんが、貯蓄のモチベーションも上がったりします。
お金を使えって本じゃないの?!と思う人もいるかもしれません。
しかしこの本はいつお金を使うかにも触れているので、貯蓄の目標を立てやすくなります。
自分の人生を豊かにしてくれるお金の使い方を知れば、そのための貯蓄のモチベーションも上がります。
この本を読んで変わったこと
自分のお金の使い方が変わった
ここは結構ハッキリ実感しました。
これは今しかできないことか?
自分の貴重な時間を割いて得たお金を使う価値があるか?
お金を使う時、こういった価値観・考え方が身につきました。
「いちいちこんな事を考えてお金を使いたく無い」と思うかも知れませんが、この考えがちょっとだけ頭をよぎる程度で十分です。
そういった考えでお金を使うと、使った後の満足感も以前とは違ったものになります。
やりたい事リストを作った
実は「今年やりたい40の事」に挑戦するこのブログのテーマも、この本がきっかけで生まれました。
自分を満足させるもの・経験にお金を使うためには、やりたい事リストを作る事がベストだと思います。
やりたい事リストに入っているものはしっかりとお金を使う。
それ以外は節約して貯蓄もする。
お金を使うか節約するか、メリハリがつくようになったと思います。
行動力が上がった
やりたい事リストを作ったおかげで、行動力も上がったように思います。
具体的な目標ができると、そのための一歩が踏み出しやすくなりました。
今週の休みはこれをするぞ!と思っても起きれなかったり、土壇場で面倒くさくなる人って私だけじゃないと思うんですよ。
そんな時やりたい事リストが最後の一押しになってくれるので、行動に移しやすくなるんですよね。
どんな人向けの本か
最後にこの本がどんな人に向いているかについて解説していきます。
節約生活に嫌気がさしている人
まずは貯めるだけの生活に嫌気がさしている人です。
大前提として貯蓄は大事です。
この本でも病気への備えや老後資金など、最低限の貯金は必要だとしています。
しかし節約・貯蓄だけの生活も豊かな人生と言い難く、この本では使う必要性も示してくれます。
そのため節約だけの生活から脱却して、バランスの取れた生活になるキッカケになってくれると思います。
お金の総合的な力を高めたい人
お金の価値を最大限引き出すには、貯める力だけでなく稼ぐ力・使う力など様々な力が必要になります。
この本ではお金に必要な力の使う力を伸ばすキッカケになってくれます。
節約術や投資のノウハウは多く出回っていますが、お金の使い方にフォーカスしている本はとっても少ないです。
そのためお金の総合力を貯めたい人には、ぜひ手に取ってもらいたいなと思います。
20代、30代の若い世代
この本ではお金の価値を最大限引き出せるのは、健康で体力のある若い時期だとしています。
そのためその期間にある20代・30代の人には漏れなくオススメと言えます。
この記事を読んでくれているあなたは、少なからずこの本に興味があるのではないでしょうか。
読んで後悔するってことはほぼ無いかなと思いますよ!
毎日の生活を豊かにしたい人
この本の根幹にあるものは人生を豊かにするです。
そのためのDIE WITH ZEROであり、お金の使い方を書いてくれています。
今の生活をもっと豊かにしたいと思っているならば、読んで後悔しないと思います。
20代・30代にオススメと書いていますが、人生を豊かにしたいと思うのは全ての世代に当てはまると思います。
たとえ40代・50代またはそれより上の世代でも、間違いなく刺さる一冊だと思います。
さいごに
ここまでお疲れ様でした!
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。
今回はDIE WITH ZEROという本を読んだ書評記事でした。
自分にとっては明らかに価値観の変わる一冊になってくれました。
「今年やりたい40の事」に挑戦するブログのキッカケにもなってくれたオススメの一冊です。
ページ数は270ページくらいと、活字が苦手な人にはちょっと重たいかなと思います。
そんな人は気になる項目だけでも読んでみるのもアリですね。
ぜひ手に取ってみてください。
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