春から社会人になる学生だったり、転職して新しい職場に変わる人の中には「入社先の会社でうまくやれるか不安」と思っている人も多いのではないでしょうか。
正直期待2割、不安8割くらいありますよね。
特に学生から社会人になると今までの常識が通用しなかったり、いきなり責任感のある業務を任されたりで1年目、2年目に苦労する人は多いと思います。
今回は新入社員が社会人初日から意識しておきたいことを5つまとめてみました。
どれも今後の社会人生活が豊かになるようなものになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
新入社員が初日から意識すること5選
今回は新入社員の社会人初日から意識したいこととして以下の5つを紹介していきます。
- プロ意識を持つ
- 教えてもらった事は記録に残すこと
- 目的意識を持って行動する
- 相談する時に意識すること
- 提出物は80%の出来で良い
特に学生から社会人になる人は、社会人としての習慣や環境への変化に戸惑ったり悩んだりすると思います。
ここで紹介する事を意識して、社会人への第一歩を踏み出してみましょう。
私も社会人になってからこの5つはずっと意識してます
1.プロ意識を持つ
社会人初日から意識したい事の一つ目はプロ意識です。
「入社早々にプロ意識なんて持てない」「プロ意識が芽生えるような職種じゃない」と思う方もいると思いますが、ここでいうプロ意識とはプロ社会人の意識です。
皆さんは社会人になるまでに、小学校・中学校で基礎的な一般教養や組織人として周りと歩調を合わせる術を学んできました。
そして高校や専門学校・大学でより専門的な知識を身につけてきました。
マルコム・グラッドウェルの書籍「天才!成功する人々の法則」ではどんな技術でも1万時間練習すればその分野のエキスパートになる「1万時間の法則」について紹介されています。
小学生から高校までの学習時間だけでも1万時間を超えます。
つまり社会人になるのに1万時間以上準備してきているのですから、入社時点で皆さんは社会人のエキスパートです。
そのため新入社員とはいえ貴方は立派なプロ社会人で、そのプロ社会人に会社は給料を支払っています。
自分がどのような仕事をしていようが担当している仕事を卑下せず、プロ意識を持って仕事に取り組みましょう。
2.教えてもらったことは記録に残す
次に意識することは、教えてもらったことは必ず記録に残すようにすることです。
一見当たり前かと思うことを「意識する事」として挙げたのには理由があります。
それは新入社員は覚えることが多すぎて、意識していないと記録の残す忘れてしまうからです。
社会人として覚えることの中には、自分の仕事に直結する大事な部分と、そうでない部分があります。
そして仕事でアウトプットする機会が多いのは、そうでない部分です。
私は技術系の職ですが、毎日の報告書作成や簡単な事務処理など、本職の仕事内容以外にもやる事は沢山あります。
しかしメモを取る・記録に残す部分は自然と本職の仕事内容のみになりがちです。
アウトプットの機会が多い自分の本職とあまり関係ない部分をいかに早く覚え、本職に影響が出ないようにするかが大事です。
しっかりと意識して、覚えたことは出来るだけ記録に残すように心がけていきましょう。
3.目的意識を持って行動する
新入社員として持っておくべき心構え3つ目は、目的意識を持って行動する事です。
「今自分がやっている事は何のためか」をしっかり考えて行動するようにしましょう。
なぜなら目的意識を持たずに仕事をしていると、漫然と仕事をしてしまからです。
漫然と仕事をしてしまうと、業務の習得が遅くなったり、モチベーションの低下に繋がってしマイます。
仕事が楽しくない、つまらないと感じている人は仕事に対する目的意識を見失っている場合があります。
自分の仕事は「どんな目的で」「誰のために」「誰のニーズを満たしているか」をしっかり捉えて仕事に臨んでみましょう。
4.基準を決めて相談する
新入社員ともなれば、仕事内容や会社のルール、社会人としての決まり事など分からない事が沢山あります。
そして上司は「分からない事があれば何でも聞いてね」と言ってくれるでしょう。
そんな時、何でもかんでも上司や先輩に聞いていませんか?
もちろん相談は大事ですが、社会人はある程度の自主性を求められます。
自主性と人に相談する・頼るをうまく使い分ける時に意識したいことは以下の通りです。
相談する基準を決めておく
自分で考えつつも、必要に応じて上司や先輩に相談しなければ仕事が遅くなる。
そんな悩みを抱えがちな新社会人の皆さんは、相談する基準を明確に決めておく事をお勧めします。
具体的には15分考えても答えに辿り付かなかったら相談するようにしましょう。
そして相談して教えてもらった事は、前項に説明した通り記録に残しましょう。
そうする事で段々と自立した社会人になっていきますよ。
相談する時は相手の時間を奪っている事を意識する
誰かに相談するという事は、相談された人は自分の仕事が止まってしまいます。
相談相手が先輩や上司ともなると、同じ時間仕事をしていても生み出す価値は相手が上です。
そんな人の時間を奪って相談をしているので、ダラダラと話をすることは控えましょう。
何を知りたくて相談しているかをしっかり伝えて、相手の時間を極力奪わないように心がけてみましょう。
5.提出物は80%の出来でいい
最後に意識しておきたい事は「提出物の出来は60%でいい」という事です。
一番最初のプロ意識と矛盾するかとも思うかもしれませんが、実は提出物に限っては60%の出来で一旦提出する事が大事だったりします。
なぜなら提出物の内容は上司の好みや誤記で修正が入りがちだからです。
「この表はもう少し大きく」「ここはもう少し詳しく」「この数値が違う」などで、特に最初のうちは何回も資料を作り直す手間が発生しがちです。
そのため最初から完璧な資料を作ろうとしないで、80%程度の出来で一旦提出してしまいましょう。
ただし上司も都度確認の手間が発生するので、期限に余裕を持って提出したり、確認ほしい部分を絞ってチェックを受けてみる事もオススメです。
提出物に限らず、最初から完璧な仕事を求めすぎてしまうと、返って仕事が遅くなったりストレス要因になってしまうので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は新入社員が初日から意識しておきたい事として以下の5つを解説していきました。
- プロ意識を持つ
- 教えてもらった事は記録に残すこと
- 目的意識を持って行動する
- 相談する時に意識すること
- 提出物は80%の出来で良い
特に学生から社会人になると、人間関係や生活リズムの変化など、仕事以外にも不安要素は沢山あると思います。
ですが上記5つを意識できていれば、とりあえず仕事への心配はないと思います。
また今後キャリアアップを目指していきたい人にとっても、必ず役に立つ事だと思います。
これらを意識している新人が来てくれると、非常に心強いですし安心して仕事を教える事ができます。
さいごに
ここまで読んでくれたんですか?!ありがとうございます
このブログは「やりたいことが無い」「やりたい事が分からない」人に向けて、人生で最もやるべき事を発信するブログです。
そして人生で最もやるべき事のために人生の大半を費やす仕事とは、うまく付き合っていくことが重要だと思っています。
ちなみに人生で最もやるべき事のために、毎年やりたい事リストを作成して実践しています。
自己投資や趣味娯楽、日常に関する事など色々なジャンルでリストを作っているので、ぜひ他の記事も覗きにきてください。
꒰ ՞• ·̫ •՞ ꒱ポメ
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